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オーディオへの思い

オーディオとは、絵画や彫刻と同じように芸術作品である音楽を鑑賞するためのツールであると考えています。

絵画や彫刻は多少の劣化はあるものの、現存していれば自分の目で鑑賞することができますが、音楽については演奏された音が記録されているレコードやCDをオーディオなどの再生装置を通してからしか鑑賞できません。

現在も活躍している演奏家のコンサートは、条件が許せば鑑賞することは可能ですが、既にこの世を去っている演奏家は二度とコンサートに立ち会うことはできません。

それ故記録された音楽芸術を、出来れば自宅で目の前に再現できるシステムがオーディオの目標であることになります。

A社のアンプとB社のスピーカーを接続したシステムからは、それなりに高価な機器であろうと、それぞれが主張する音が出てくるだけで、目の前に演奏家は来てくれません。

演奏家が目の前に来てくれるためには、記録された音楽データを、ありきたりの言葉ですが、何も足さず何も引かずに再生することができなければいけません。

 

私たちが耳にしているレコードの音は、録音時の生音とは全く違う!

“ご存じの通り、レコードには細い溝(音溝)がびっしり刻まれていて、音溝に刻まれた情報をレコード針がトレースし、振動します。音は、この振動をもとに再現されます。

この時、レコード針が音溝による振動だけを拾えば、録音された時の状態のままの音を再現できるのですが、実際はレコード針の振動を受けて、ターンテーブルやトーンアームなども振動します。

その結果、レコード針が音溝の情報を拾う際に、これらの余計な振動も一緒に拾ってしまいます。

つまり、私たちが耳にしているレコードの音は、録音された時の音に加えて、さまざまな雑音も入っていることになるのです。”

生音を聞くために、何をすればよい?

“では、レコードの音を、録音時の生音に近づけるには、何をしたらよいのでしょうか?
例えば、以下のようなことが考えられます。
・レコード針が、ターンテーブルなどに伝える振動を除去する
・レコード盤から発生する振動を除去する
・レコード盤の振動を受けたターンテーブルの振動を除去する
・レコード盤とターンテーブルの共振を防ぐために、両者を密着させる
・トーンアームの振動を除去する
・ターンテーブルのモーターから発生する振動を除去する
などなど。

これらをひとつでも多く実行すればするだけ、私たちが耳にする音は、録音時の生音に近づいていくことになります。”

アーテイストが届けたかったあの音に、アスカなら限りなく近づける

レコード再生時に発生するさまざまな不要な情報を取り除くために、オーディオのアスカはこだわりぬいた製品をお届けしています。